Google Analytics 拡張eコマース

「商品リストの閲覧回数」「商品詳細表示」 / 拡張eコマース

投稿日:2019年1月18日 更新日:

〇 拡張eコマースを使うと、販売した商品ごとの単価や売上高が分かる。

 × 拡張eコマースは特殊なタグの設置は不要で、管理画面で設定すれば利用できる。

 × 拡張eコマースを使うと、商品ごとの商品ページ閲覧数やカートでの離脱率が分かる。 ←これは拡張eコマースを使わなくても分かる

× 拡張eコマース非対応の場合は、商品ごとのCV数を取ることができない。
 ←これは拡張eコマースを使わなくても分かる

「商品リストの閲覧回数」は、GAのトラッキングコードにおいて、「商品の閲覧」としてデータ送信を行った商品数。

「商品詳細表示」は、GAのトラッキングコードにおいて、「商品の詳細ページ表示」としてデータ送信を行った商品数。

サイトにどのように実装したかによって、どのような数字が表示されるかは変わってくる。たとえばトップページで「商品リストの閲覧回数」を送信していなければ、その分はカウントされない。

「拡張eコマース」 とは

流入から購買までのプロセスの可視化(カート内の離脱率など)商品軸での販売状況の可視化などができる。「流入後から購入完了までの過程が数値とグラフで可視化され、確認できる」のが特徴。

「拡張eコマース」機能のメリット

標準レポートでは、商品詳細ページへの訪問数を「ページ別訪問数」で確認できるが、すべてのセッション数に対してどれだけの割合(セッション数)が商品詳細ページを閲覧したのかは分からない。サイト訪問から決済完了までのプロセスにおいて、どこの箇所で離脱が発生しているのかを把握できれば、EC事業者は原因を調べて、改善活動を行うことがやりやすくなる。

標準レポートでも「目標到達プロセス」というレポートで「カゴ落ち」(全体の離脱から直帰を除いた途中離脱、つまりカテゴリページ落ちや商品詳細ページ落ちなど)を確認できるが、「拡張eコマース」はサイト全体の来訪者から、「ショッピング行動」の数値が把握できるのが特徴

「ショッピング解析」というカテゴリが加わり、「ショッピング行動」と「決済行動」が追加。「商品リストの販売状況」も加わる。

「拡張eコマース」機能は、流入元情報やデバイス経由などさまざまな軸をもとに、全体のセッションに対して、商品詳細ページにたどり着いたセッションカート追加が発生したセッションチェックアウトを行ったセッション商品購入が発生したセッションなどを数値化し、購入プロセスのどのステップで離脱したのかといった情報がわかるようになる。

  • どのカテゴリページの離脱が少ないのか
  • どの商品詳細ページがコンバージョン(CV)に貢献しているか
  • カート投入から決済完了までのステップ対策はどうすればいいのか(かご落ち対策)
  • 何回目の訪問でCVRは高くなるのか

「拡張eコマース」機能によって得られた情報をもとに、具体的な対策を講じることができるようになる。拡張eコマース機能を活用していない場合よりも具体的に、より短時間での分析を行うことができて、PDCAサイクルを高速化することができるようになる。

解析例

「拡張eコマース」機能を活用して特定期間内のコンバージョン上位10商品を分析(デバイスはPC)

  • X商品 → 全体、訪問1回目、訪問2回目以上のユーザーすべてで、ページ訪問数に対するコンバージョン率は10%以上
  • Y商品 → 全体のページ訪問数に対するコンバージョン率は約20%。訪問1回目のページ訪問数に対するコンバージョン率は30%
  • Z商品 → 全体のページ訪問数に対するコンバージョン率は約約30%。訪問1回目のページ訪問数に対するコンバージョン率は45%

「X商品、Y商品、Z商品」への導線を強化して、訪問数を増やす。

トップページやカテゴリーTOP、閲覧履歴ページなどでの露出を強化。そして、訪問1回目でのコンバージョン率が高いことから、初訪問者への商品提案を強化する。

「拡張eコマース」機能が普及していない理由

  • ショッピングカートで「拡張eコマース」機能に対応しているところが少ない
  • ショッピングカートが対応していても「拡張eコマース」機能の設定が難しい
  • 「拡張eコマース」機能を使うメリットをイメージできていない

「拡張eコマース」機能はサイト内のユーザー行動を具体的に可視化できるので、対応するショッピングカートが増えていくと考えられる。

-Google Analytics, 拡張eコマース

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